nexacro platform X-APIは、サーバーモジュールとしてサーバーとクライアント間でのデータ処理のために必要な機能を提供します。基本的なデータ送信、受信機能と簡単に必要なデータを処理する機能を提供してデータ処理を簡素化します。
インストール
X-APIは、Javaベースのサーバモジュールであるため、JDKまたはJRE1.4以降のバージョンが必要になります。
インストールCD内のnexacro-xapi/libディレクトリに含まれているjarファイルをWASの/WEB-INF/libディレクトリまたは定義されたクラスパスにコピーします。提供されるjarファイルは次のとおりです。
ファイル名 | 必須 | 説明 | 参照 |
---|---|---|---|
nexacro-xapi-x.x.x.jar | Y | X-API | |
commons-logging-x.x.x.jar | Y | X-API内部ロギング |
jarファイル名はバージョン情報が含まれています。以前のバージョンのファイルを削除しない場合、誤ったバージョンのjarファイルが適用されることがあります。例えば、1.0.0バージョンを1.0.1バージョンにアップデートする場合、1.0.0バージョンファイルは削除してください。
nexacro-xapi-1.0.0.jar
(削除)
nexacro-xapi-1.0.1.jar
(追加)
ライセンス認証
ライセンスファイル(nexacro17_server_license.xml)をjarファイルと同じディレクトリ、または定義されたクラスパスにコピーします。
複数のライセンスファイルが別のパスにコピーされた場合には、jarファイルと同じディレクトリにあるライセンスファイルを最初に適用します。
サーバー環境設定によって、jarファイルとライセンスファイルをコピーし、WASの再起動が必要になる場合があります。
バージョン確認
jar ファイル名が「1.x.x」のように3桁で作成された場合には、ファイル名に含まれている「1.x.x」がバージョンです。
jar ファイル名が「1.0」で作成された場合、X-APIバージョンは下記のコマンドで「Implementation-Version」項目を確認します。
java -jar nexacro17-xapi-1.0.jar
--- Manifest ---
Manifest-Version: 1.0
Built-By: Server Team
Created-By: 1.5.0_22-b03 (Sun Microsystems Inc.)
Ant-Version: Apache Ant 1.7.1
Main-Class: com.nexacro17.xapi.util.JarInfo
Built-Date: December 16 2019
Name: com.nexacro17.xapi
Specification-Title: X-API
Implementation-Title: X-API
Specification-Version: 1.0
Specification-Vendor: NEXAWEB
Implementation-Vendor-Id: com.nexacro17
Implementation-Version: 1.0.0.7805
Implementation-Vendor: NEXAWEB
インストール確認
X-APIが正常にインストールされたかどうかは、以下のサンプルJSPファイルを作成して簡単に確認することができます。
<%@ page contentType="text/html; charset=UTF-8" %> <html> <head> <title>JarInfo</title> <style> * { font-family: Verdana } </style> </head> <body> <pre> <% new com.nexacro17.xapi.util.JarInfo().info(out); %> </pre> </body> </html>
正常にインストールがされた場合X-APIのバージョン情報と製品ライセンス情報が出力されます。