nexacroスタイルシート(XCSS)はnexacro platformアプリケーションの画面要素をデザインするときに使用するnexacro platformのCSSです。Webドキュメントのスタイルを定義するCSS(Cascading Style Sheets)と基本的な使い方とスタイル属性は類似しており、CSS作成の経験のある開発者やデザイナーであれば容易に開発することができます。XCSSはテーマとは別にスタイルを適用するときに便利です。クラスセレクタとコンポーネントのcssclass属性を使用すると、特定のコンポーネントのみのスタイル効果を与えることができます。テーマも内部的にはXCSSと画像で構成されています。
この章では、nexacro studioを使用してXCSSを作成および使用する方法について説明します。
nexacroスタイルシート(XCSS)作成
nexacro platformアプリケーションの画面要素を設計する際にXCSSを使用することができます。XCSSは次のような手順で作成します。
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nexacro studioのMenuから[File > New > Nexacro Style Sheet(.xcss)]を選択します。
new_xcss
ちなみにProject Explorerでも次のようにApplication名を選択した後、マウスの右ボタンをクリックして、コンテキストメニューから[Add > Style]を選択すると、同じ結果を得ることができます。
new_xcss_2
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New Style Sheet画面でXCSS名とパス、適用対象を設定します。
xcss_만들기_02_New Style Sheet 팝업
項目 | 説明 |
---|---|
Name | 新しいスタイルシートファイルの名前を入力します。 |
Location | スタイルシートファイルが位置するパスを選択します。 |
Insert Target | スタイルシートを適用する対象を選択します。アプリケーション単位で適用することができます。 |
Finishボタンをクリックすると、次のようにProject Explorerで新たに作成されたXCSSファイルを確認することができます。作成されたファイルは、XCSS Editorで自動的にオープンされます。
xcss_만들기_02_03_새로생긴style항목
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XCSS Editorで新しいセレクタを追加します。
生成されたXCSSは空のファイルです。スタイル効果を設定するには、コンポーネントに該当するセレクタを追加する必要があります。XCSS Editorの左上からAdd Selector(Insert)ボタンをクリックして、新しいセレクタを追加します。
xcss_만들기_03_01_add selector
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Add Selectorウィンドウでスタイル効果を適用するコンポーネントと状態などを選択します。
選択したコンポーネントにどのようなスタイルプロパティがあるかを確認するには、Use Attributeチェックボックスをクリックします。Use Attributeをチェックすると、選択したコンポーネントで使用可能なすべてのスタイルプロパティが生成されます。ただし、値が設定されていない空のプロパティであるため、プロパティ値は次のステップである編集モードでユーザーが直接入力する必要があります。
xcss_만들기_05_01_add selector
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Nexacro Style Sheetリストからスタイルをデザインするセレクタを選択した後、XCSS Editorで適用するスタイルを作成します。
XCSS Editorの上部のメニューを利用すると、自動的にスタイルコードが生成され、Previewウィンドウですぐに効果を確認することができます。ユーザーがXCSS Editorにコードを直接入力する方法も可能です。
xcss_만들기_05_02_xcss editor
上記のように.Buttonセレクタのスタイルコードを作成した後、HelloWorld.xcssファイルを保存します。
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フォームのデザイン画面で、Buttonコンポーネントを配置してXCSSのスタイル効果が反映されるかどうかを確認します。XCSSスタイルプロパティは、作成して保存するとすぐに効果が表れます。
xcss_만들기_05_03_form editor
XCSSファイルの再利用
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Project Explorerで、下図のようにApplicaton名を選択した後、マウスの右ボタンをクリックして、コンテキストメニューから[Insert > Style]を選択します。
xcss_import_01_open
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Choose a Nexacro Style Sheet Filesウィンドウが表示されると、既存の作成したXCSSファイルを選択した後、「開く」ボタンをクリックします。
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XCSSファイルのインポートに成功したかどうかを確認します。
インポートに成功した場合、Project ExplorerでインポートしたXCSSファイルを確認することができます。XCSSはプロジェクトアプリケーションのStylesの下に、下図のように追加されます。
xcss_import_01_01_result
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フォームのデザイン画面で、コンポーネントを配置してXCSSのスタイル効果が反映されるかどうかを確認します。
xcss_만들기_05_03_form editor
インポートしたXCSSスタイルがフォームのデザイン画面に反映されるためには、コンポーネントに該当するセレクタがXCSSに定義されている必要があります。
cssclass属性を使用してButtonコンポーネントの背景色変更
XCSSとコンポーネントのcssclass属性を利用して、目的のコンポーネントにのみスタイル効果を与えることができます。cssclass属性にXCSSで定義したクラスセレクタ(Class Selector)を設定すると、XCSSで該当クラスセレクタ名に定義したスタイルがすぐに適用されます。
cssclass属性を使用するには、まずButtonコンポーネントに適用するXCSSファイルを作成して、クラスセレクタを定義する必要があります。下記からはXCSSを作成するプロセスは省略し、クラスセレクタを宣言する部分から説明します。
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XCSSファイルを生成します。(nexacroスタイルシート(XCSS)作成を参照してください。)
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XCSS EditorでAdd Selectorボタンをクリックして、新しいセレクタを追加します。
生成されたXCSSは空のファイルです。スタイル効果を設定するには、コンポーネントに該当するセレクタを追加する必要があります。XCSS Editorの左上からAdd Selector(Insert)ボタンをクリックして、新しいセレクタを追加します。
xcss_만들기_03_01_add selector
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Add Selectorウィンドウでスタイルを定義するコンポーネントを選択して、Class Selector名を設定します。
該当コンポーネントにどのようなスタイルプロパティがあるかわからない場合には、Use Attributeチェックボックスを選択して、選択したコンポーネントで使用可能なスタイルプロパティをすべて生成します。ただし、値が設定されていない空のプロパティが生成されます。
sample_style_01_01
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XCSS Editorでコンポーネントのスタイルプロパティを設定します。
XCSS Editorを使用して、下図のようにbackgroundプロパティを#c3d69bに、-nexa-text-alignプロパティをcenterに設定した後、XCSSファイルを保存します。
.Button.bg_green { background : #c3d69b; -nexa-text-align : center; }
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フォームのデザイン画面で、Buttonコンポーネントを作成した後、cssclass属性をbg_greenに設定します。
Buttonコンポーネントにbg_greenセレクタに定義したスタイルが適用されるかどうかを確認します。
sample_style_01_03